journal
journal#1
旅するように暮らす CASICA+wagona 前編
- 私たちの旅は、新木場にある「CASICA」からはじまりました。
旅の主役は、CASICAをディレクションする「CIRCUS」の鈴木善雄さんと引田舞さんご夫妻。
アテンドは、wagonaコンセプト&クラフトを担当するディレクターの福田春美さんです。
3人の共通点『旅するように暮らす』について、対談はスタートしました。
- ―福田
- お客様に向けて「wagona」をお披露目するのは、ここ「CASICA」がはじめてなんです。
お二人にお会いする機会をいただく中で、自分の感覚と近いものを感じながら、プランを進めてきました。
今回『旅するように暮らす』をテーマについて、お二人にお話を聞かせてください。
社名の「CIRCUS」のイメージは、旅をしながら、その土地の人びとを楽しませるイメージがありますね。
この夏もお子さんも一緒に横断していく、あのような旅って多いですか?
- ―鈴木
- そうですね。
もともと、CIRCUSは、パン屋やビストロなど4店舗を展開していた時からの会社名なんです。
どちらかというと旅をするサーカスというよりは、いろんな個性をもったスタッフがいて、みんな好き勝手で、それをどうにかコントロールをして、生まれるものでワクワクするような・・・
そのようなものを作りたいというイメージだったんですけど、どちらかというと今はサーカス団のようにぐるぐる回って作家さんに会いに行ったり。
- ―引田
- 最近は子供服のディレクションを行っているので、地方へ一人で販売に行ったり、海外の古着の買い付けも私一人で回っています。
地方でも海外でも誰に会いに行こうかな、誰々に会うなら誰々にと、人に会うことが旅の(仕事の)醍醐味の一つですね。
- ―福田
- 仕事をしながら、旅もしながらみたいな感覚で、どこまでが仕事で、どこまでが旅で、作家さんとも交流していくうちに、プライベートな交流にもなっていくじゃないですか。
私も、仕事、忙しそうですねってよく言われるんですが、結構楽しんでやってます。旅するように暮らしてるような。
東京にいても旅してるように暮らしてる感じで、仕事を通じて、好きな人に会い大きな輪になっていく。いろんなところに家族ができたような感覚。
- ―引田
- 本当にみなさん温かく迎えてくれます。
- ―鈴木
- 何が起きるかわからない楽しさもありますよね。
旅行も調べるのが嫌で、例えば、ピラミッドがあるってわかってて、ピラミッドがあったねという、予定調和ではなく、できれば、ピラミッドがあることを知らないで行って、ピラミッドを見てすごく感動をしたい。
だから、なるべく調べないで行っていましたね。
- ―福田
- 今もそうなんですか?
- ―鈴木
- 今でも、なるべく余計な知識を省いて歩き、宿泊先もなるべく変わったところを選んでみたり。地元のスーパーやレストラン行ってみたり。そういうのが一番好きなスタイルです。
- ―福田
- 10月12-14日で『旅するように暮らす』をテーマにPOP UPをやらせていただくのですが、1Fのスペースは、周りに何もないCASICAの立地において、中に入ったらいっぱいモノが詰まっているから、私にとって、ここ「CASICA」に来ること自体が小旅行気分。
お二人は今ここで扱っているものの中で、旅するように楽しめるものって何かありますか?
- ―引田
- いろいろな産地があるので、食べ物は面白いですね。
- ―福田
- また、wagonaで選んでいただいたのは、アフリカのものでしたね、一番日本人からすれば遠いじゃないですか。
こういったプリミティブなものって旅情を掻き立てますよね。
- 後編では、3人の旅と仕事についてお話を伺いたいと思います。
circus-co.com (CIRCUS)
最新情報はwagonaインスタグラムアカウントで
@wagona_official
CASICAとwagonaで考える“旅するように暮らす”
初のPOP UP STOREは、“生きた時間と空間を可視化する”CASICAと “ちょうどいい”を提案するwagonaがコラボレーション
- 「旅するように暮らす展」
- 開催場所:
CASICA 東京都江東区新木場1-4-6
- 開催期間:
10/12(土)、13(日)、14(月・祝)
- 営業時間:
11:00-18:00
*最終日は2Fのみ17:00で終了致します
2024.09.24
photo / Yu Inohara
text / Miho Akahoshi